本革と暮らすライフスタイル

本革について

革の特性

Re:ne(リーネ)の革製品は、天然皮革、ハンドメイド製品になり、本革特融のキズや色むら生産時の小傷、入荷時期により色の濃淡等、異なります。

これらは本革にしかない唯一無二の本革の個性となり、貴方だけにその表情を見せます。そんな本革と暮らし、あなたの人生が反映する経年変化をお楽しみい下さい。
※革の特性や生産時の小傷による返品は対応でき兼ねますので、あらかじめご了承ください。

バラキズ

これは、生きている間に他の牛との接触や掻き傷、虫による噛み傷などができ、それが革になった際に残ってしまったものです。私たちも同様に、生きている限り傷はつきものであり、それは天然であることの証とも言えると考えられます。

血筋

鉄柵や茨のトゲによる傷(バラ傷)、闘いの傷跡、虫刺されなどによる傷跡だけでなく、血管の跡である血筋が、まるで稲妻のように見えることがあります。漉き加工を行うと、傷の部分が穴になったり、血筋が目立ったりすることがあります。

シワ(トラ)

革の表面には、トラ柄のような縞模様が見られます。これは、生体時のシワが模様として残ったもので、主に首や肩などの部位に多く見受けられます。これらの模様は天然皮革ならではであり、自然の証と言えます。

トラ模様が革の品質には全く問題がなく、むしろよく動かされていた部位のため、他の箇所よりも柔軟性があり、丈夫さが増します。個人的には、トラ模様が革製品にアクセントとして活かされているものには魅力を感じます。

シボ感の違い、染めムラ

革は個体差と部位の繊維密度、締まりの違いから、同じ加工でも均一な仕上がりになりません。シボは収縮によるもので、部位によって出方が異なり、空打ちによるシボ出しも不規則です。また、染料の入り方も個体差や気候条件により色のブレが生じます。

ブルーム

革に含まれるワックスや油分が、時折白い粉のように表面に現れることがあります。製品を使っているうちにこれらの成分は内部に浸透するため、基本的には問題ありません。気になる場合は、ドライヤーなどで少し温めてから拭き取ると、きれいに落ちます。

プルアップ

オイルを豊富に含んだ革は、曲げると内部の油分が移動し、曲げた部分の色が薄く見えることがあります。これをプルアップ仕上げと呼び、特に仕上げについての記載がない場合でも、オイルが多い革ではこのような現象が生じることがあります。

漉き加工の跡・漉きムラ

革の厚みは製造工程や仕上げ、漉き加工で調整しますが、漉き機の使用で床面(革の裏面)跡やムラが生じることがあります。革の厚みには個体や部位の差があるため、ムラが生じる場合があります。

スタンプ・書き込み

製造工程では、床面(革の裏面)に色ムラが生じることや、品質認定の印にスタンプや革の種類などの書き込みが行われることがあります。